「以下のような方向けの記事です」
- 引っ越しや家づくりを検討している
- 家づくりの動機・タイミングはどう考えた?
- 土地を決めるまでの動きをは?
2022年3月。ようやく我が家が完成し引越ししました。
新居に引っ越して大体1ヶ月経過。
朝ランの習慣化も徐々に定着してきた感じがあります。
少しづつ落ち着いてきたので今回は僕たち家族が引越し・家づくりを決心した動機や完成までの手順、当時考えていたことなどについて書きたいと思います。
これから新築戸建てを検討しているお父さん、お母さんの参考になれば幸いです。
家づくりの動機
結論から言うと中学校までの距離と子供の成長に伴う手狭感を感じるようになったからです。

中学校までの距離
繰り返しになりますが2022年3月我が家が完成し引っ越しました。
仕事を始めて19年、首都圏から北国に戻ってきて14年のタイミングでした。
北国に戻ってきてからは、最初の2年は賃貸マンション、その後の12年は分譲マンション暮らし。
このマンションに住んでからのライフイベントとしては結婚し、子供も二人生まれて我が家は4人暮らしとなっています。
マンションの立地はJRの駅に隣接、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどが目の前にあり。
上の子が通う小学校も自宅から600m程度。
僕のランニング環境としても大きな大学が近くにありいくらでもコースを作ることができます。
立地条件はかなりよかったのですが、ひとつ気になっていたのが中学校までの距離。
マンションからだと1.5kmくらい。実際は入り口などの方向でもう少しある感じ。
冬場の寒い日や吹雪いたりするとちょっと可哀想だな・・・と思っていました。
なので上の子が中学校になるまでに引っ越しするというのは漠然とライフプランの中にありました。
子供の成長に伴う現在のマンションの手狭感
もうひとつ、このマンションで気になっていたのが子供の成長に伴う部屋の確保が難しいという点。
間取りは4LDK。
とはいうものの部屋のひとつはLDKと一体のため我が家の使用スタイルとしては実際は3LDK使用。
19畳のLDK、8畳の寝室、5畳の自分の部屋、6畳の子供部屋という使い方になっていて下の子が大きくなってきた時に部屋を与えてあげることができません。
ここ最近は子供たちのおもちゃが増え始め部屋を圧迫し始めていました😅
このような状況だったので、もう少し中学校が近くなり、子供達にそれぞれ部屋を与えて自分たちで管理してもらう空間をそろそろ考える時期なのかなと思い一大決心❗️
さかのぼること今からおよそ一年前の2021年4月。我が家の家づくりが始まりました。
土地を決めるまで

4〜6月 住むエリアを優先して家探し
4~5月 今回、下調べを始めた時期はコロナ渦ということもあり主にはWEBサイトやパンフレットでの下調べが中心でした。
エリアに関してしっかり優先事項があったのでエリアを絞って検索しました。
僕たち家族が優先したことは、
- 小学校を転校せずに中学校の近くに引っ越しが可能であれば一番よし
- やむなく転校となった場合、今より小学校・中学校が近くなること
- 下の子と上の子に部屋を持たせてあげられる広さがとれること
- 僕以外は運転はしないので同じ区内で駅徒歩圏内の立地
ということでまずはエリアを優先。
中古でも新築でも、マンションでも戸建てのこだわりなく家探しをしました。
大手の住宅情報サイトから約50件ほどの土地、中古マンション、中古建てをピックアップ。
その中からGWの休みを利用して気になった物件を見に行ったり、車で通りかかって見たりしました。
約3ヶ月間、下調べしわかってきた状況ですが、
- 僕たちが探しているエリアには土地があまりない
- 転校せず中学校を近づける場合、中古マンションはあるが下の子の部屋を確保してあげられない広さや間取りがほとんど
- 小学校を転校すれば中学校に近い中古建て・土地はあり
ということでした。
小学校の転校、嫌がるかな?と思い上の子に聞いてみたところ特に気にしていない模様😅
まだ低学年ということもありあまりピンときていないようでした。
ということで転校ありきで少しエリアを隣接学区まで広げて探しました。
6月も後半になると中古マンション、中古建てではほぼほぼ自分たちのニーズを応えられそうにないこともわかってきて土地を購入して家を建てる方に気持ちが向いている状態でした。
7月 3箇所に絞って検討
7月、気持ちはすっかり土地を購入して家を建てることを決意。
下調べの中で気になった土地は3箇所でした。
物件 | 中学校まで | 小学校まで | 奥さんの職場 | 僕の職場 | 駅まで | 土地の広さ | 陸上競技場まで |
今のマンション | 1.5km | 600m | 4.5km | 1.8km | 200m | 100m2 | 3.4km |
物件A(条件付き) | 1km | 100m | 4km | 3.0km | 1km | 50坪 | 1.6km |
物件B(条件付き) | 500m | 700m | 1.5km | 1.5km | 1km | 50坪 | 2km |
物件C(更地の必要) | 350m | 500m | 3.3km | 2.1km | 200m | 35坪 | 1.7km |
上記の3つだと子供の中学校を今より近づけることができます。またそれぞれの立地と我々の通学・通勤の距離、おまけで近くの陸上競技場までの距離をまとめてみました。
そもそも土地自体が少ないエリアだったので3つとも購入申し込みして並行して検討。
物件A:大手鉄骨系ハウスメーカーさんの条件付き 周辺は住宅地 買い物が少し不便そうだけど落ち着いていて閑静な雰囲気 小学校がとても近い 中学校は今よりは少しだけ近づけられる。
物件B:地域の工務店さんの条件付き 在来工法 周辺は住宅も多いけど大きな道路にも接していて少し賑やか スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどが近く買い物は便利 小学校・中学校ともにバランスよく近い。
物件C:古い家屋が立っていて更地にする必要があり ハウスメーカーさんを自分たちで選べる 今のマンションと変わらないほどの駅からの近さで買い物は便利 中学校も小学校も最も近い 周辺は駅近くということもあり賃貸・分譲マンションが多め 接道が私道で除雪が入らず非常に細い 確保できる土地が狭く3階建てになりそう。
僕たちはこの中から選ぶことにしました。
最後は自分たちのペースに合った対応をしてくれた地域の工務店さんに決定
結論から言いますと僕たちは物件Bの地域の工務店さんに決めました。
7月は3つのお話を並行して進めていくのにとても苦労したのを覚えています。
どれも大きな金額が動く上に、話を切り替えて別の話に臨む必要があり、週末だけでなく平日も時間を作って3件の打ち合わせを進めた形でした。
コロナ禍ということもあり、ほとんどがオンラインや電話で対応、資料はメールでの添付や自宅へポスト投函してもらったものを見ながら説明を受けました。
7月までに進めた打ち合わせの流れは以下の通りです。
物件A:さすが大手のハウスメーカーさんで購入までの流れがスムーズ。
営業の方もとても親切に話を聞いてくれて提案してくれましたが、あまりにもトントンと話が進みすぎて僕の方が早すぎて話の流れについていけない感じでした。
鉄骨を組み上げ方式のため間取りや概算建築費用もあっという間に決まりました。
概算というかほぼ確定的な費用でした。
工期も早く9月には組み上がって12月には引っ越し完了。
着工して2ヶ月ちょっとで完成です。
そんなスピード感で動ける自信がありませんでした。
年明け、冬休み明けには新しい小学校に行けるとのことでした。
物件B:こちらの要望からできたたたき台の間取りと概算建築費用が物件Aとほぼ同時期に提示されました。
在来工法ということもありやや工期は鉄骨の組み上げ方式よりは遅いものの、小学校の学年が上がるタイミングでの引っ越しの予定で動けそう。
デザイン系のメーカーさんだったため、ちょっと僕たち家族にはオシャレすぎないか?と思わせるような外観と内部の作りだったので最初はちょっと敷居が高かったですがこちらの進めたいペースに合っていました。
物件C:その立地のためか、なかなかハウスメーカーさんが決まらず😅
2〜3社に依頼しましたがここで家を建てるのは難しいと返答されたり、理想の間取りにならないからここで建てることはオススメしないなど返答されたりもしました。
唯一対応していただいたのが「家は性能。」でお馴染みの大手ハウスメーカーさん。
ただコロナ禍でもあるため、設計の人員も少なくしているとのこと。
間取りのたたき台や概算建築費用の連絡がなかなか来ませんでした。
結局、物件Aと物件Bを比べて、費用や立地、完成時期を比較してほぼ物件Bにしようかなと決めかかっている頃に物件Cのたたき台の間取りが来ました。
「家は性能。」の大手ハウスメーカーさんでさえもやはり物件Cの土地や接道では、僕たちの納得する間取りは難しいということが判明しました。
また、このスピード感での家づくりだともう一年かかっちゃんじゃないかなと思わせるようなスピード感だったので断念しました。
このような流れから今回僕たちは物件Bの地域の工務店さんに家づくりを依頼することにしました。
費用的には物件Cよりは高いものの、物件Aの大手ハウスメーカーさんよりやや安く抑えられました。
物件Cよりは中学校が遠いですが物件Aや今よりは十分中学校に近づけることもできます。
地盤もこの中で一番よく、耐震等級3、低炭素住宅という住宅性能にも対応していただけました。
最後に
今回は僕たち家族の家づくりに至った動機と土地を決めるまでを記事にしました。
本来であれば、希望の土地を購入し、そこで好きなハウスメーカーさんを考えるといった形が理想なのかもしれません。
ただ今回僕たちが希望した地域はあまり土地が多くはなく、土地があっても「条件付き」という制約が多かったため、いくつかの候補地を比較してみて決定するというやり方になりました。
条件付きの土地ではありましたが、今回の地域の工務店さんは僕たちの要望にしっかり対応してくれ、打ち合わせを重ねて納得できる家づくりを進めることができました。
今回のような土地の決め方、家づくりの進め方もあるんだなと。今回の記事がこれから家づくりをするお父さん、お母さんの参考の一つになれば幸いです。
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