
徒手療法に
興味のある
ランナーさん
筋膜の徒手療法って受けてみたいけどどんな感じ?
効果ある?
こんにちは。管理人まあです。
今回はこんな方向けの記事です。
先月の7月、久しぶりに身体のメンテナンス的なことを入れてきました。
家族を持ってからこのような機会は記憶になく何年ぶりかもわからないほどです😅
どうして今回身体のメンテナンスを入れてみようかと思ったのかというと、
ある雑誌を読んで興味を持ったから。
どんな雑誌かというと・・・こちらです。
読んでみて、

筋膜の徒手療法ってどんな感じなんだろう?
実際受けてみたい。
と思った次第です。
筋膜の構造や機能異常が運動のパフォーマンスにどう影響するかについては以前記事にしました。
その時の記事はこちらになります。
筋膜という考え自体はまだわかっていないことが多いようです。
でもよくよく考えると、どこかを故障した場合、その構造体を包む筋膜自体もなんらかの異常を生じてもおかしくないわけで。

長年悩まされている右臀部〜ハムの張り感は筋膜の異常も影響しているのでは?🤔
筋膜の異常を解消したら一定の効果があるんじゃないか?🤔
と思い、僕の住んでいる地域で筋膜への徒手療法をしてくれるところを検索し予約を入れてみました。
今回は、筋膜についての雑誌を読み、実際の筋膜への徒手療法を3回経験してみたので記事にしました。
経験してみての感想
まず結論から。
筋膜の徒手療法を受けてみての感想ですが、
- 徒手療法を受けている最中はかなり痛い
- 受け終わった直後の臀部〜ハムの張り感は即時効果としてかなりとれる
- 翌日の寝起きは揉まれたところに痛みあり
- 3日後くらいから動きが快適になる
というのが経験してみての感想です。
徒手療法を受けている最中はかなり痛い
筋膜の徒手療法の当日。
まずは問診から。
自分のこれまでの故障歴や今の痛みの一番気になっているところなどをお話し。
その後、触診で疼痛部位の確認や柔軟性などをチェックして実際の徒手療法に入っていきました。
今回受けた徒手療法は筋膜マニュピレーション(Fascial Manipulation®)という徒手療法。
イタリアの理学療法士であるLuigi Stecco氏らにより体系化された徒手療法です。
まず僕が痛いと感じているところ、これを認知中心(Centre of Perception)と呼ぶみたいです。
筋膜には配列があって、筋腹上にあって筋力のベクトルが収束するところを協調中心:centre of cordination、腱上にあって二つに筋膜のベクトルが収束するところを融合中心:centre of fusionと呼ぶみたいです。
この協調中心と融合中心の配列がそれぞれ6通り、8通りあって合計14通りの筋膜の配列があり、自分が痛いと感じている認知中心の部位と同じ配列にある筋膜を調整していくという理論でした。
読んでみて、また手技を受けながら聞いみましたが難しくて、正直僕はよく理解できてません😅
でも、僕の痛みと関係している筋膜の配列のキーポイントになっているところ解きほぐしていく。
というニュアンスなのは理解できました。
僕の場合、右臀部〜ハムの張り感、痛みと言った坐骨神経症状に関連する配列のところ。
具体的には足部・下腿・膝・臀部を中心にコリコリと摩擦を加えていく感じでした。
徒手療法自体は療法士さんの指やゲンコツ、肘などを使って僕のキーポイントになっているところに当てコリコリ、コリコリとそれなりの時間を使って摩擦を加えていきます。
これがかなり痛い・・・😅
あまりの痛さに脂汗が出ましたがなんとか我慢しつつ、解説を聞いたり手技の質問をしたりと気を紛らわせながら実施してもらいました。
なんだか僕の弱いところ、問題のあるポイントをことごとく見抜かれてコリコリされているような感じでした😅
受け終わった直後の臀部〜ハムの張り感は即時効果としてかなりとれる
徒手療法自体はおおむね60分くらいで終了。
終わった後、コリコリされたところはやや痛みます。
これは筋膜に対して摩擦を加えることで一度炎症を起こしてからなのだそうです。
機能異常を生じている筋膜組織には、
- 筋膜組織の高密度化
- 基質のゲル化
- ヒアルロン酸の凝集化
という現象が起こっていて滑りが悪くなっている。
この筋膜組織をコリコリして炎症を起こさせ、リモデリング(再構成)することで症状改善を図っているとのこと。
実際、徒手療法の前後で前屈をしてみると右臀部の坐骨神経症状がほとんど消えていました。
治療前の症状を10とすると、治療後は1程度といった感じでした。
翌日の寝起きは揉まれたところに痛みあり
徒手療法翌日。
朝ランのためいつもの時間に起床。
起きて朝のルーチンで動いている時の最初の感想としては、
「揉まれた箇所が痛い・・・」
マッサージを受けた後の揉み返しみたいなものでしょうか。
とにかく翌朝は揉まれた箇所が気になりました😅
施術後の説明書きに書いてある通りでした。
揉まれか箇所が痛むのは筋膜のリモデリングを起こすためにあえて炎症を起こしているからなのだそうです。
ただ、これまで気になっていた右臀部〜ハムにかけての張り感、痛みなどはさほど気にならず。
治療前の症状と比較して10→2~3程度。
朝ランも動いてみれば普通にこなすことができました。
3日後くらいから動きが快適になる
揉まれたところの痛みは2〜3日もしてくるとほぼ消失。
朝ランの動きとしては徒手療法3日目くらいから動きが快適な感じになりました😊
走った後、多少は右坐骨神経症状はありますが、これまでと比べ物にならないほど症状が楽。
土曜日に徒手療法を受けると火曜日、水曜日あたりが一番快適に動ける感じです。
その後の坐骨神経症状もセルフストレッチなどの自分でのメンテナンスで治療前を10とすると、2〜3程度の症状の範囲でコントロールできています。
今回の徒手療法は3回ほど実施し終了としました。
1回目より2回目、3回目と回数を重ねるごとにコリコリした時の痛みは減りました。
そしてどこをコリコリすればよいかは徒手療法中に頭の中に記憶しながら治療を受けたので、ちょっとしたポイントは自分でできそうです😊
まとめ
今回は、筋膜についての雑誌を読み、実際の筋膜への徒手療法を3回経験してみたので記事にしました。
筋膜の徒手療法を受けてみての感想ですが、
- 徒手療法を受けている最中はかなり痛い
- 受け終わった直後の臀部の〜ハムの張りは即時効果としてかなり取れる
- 翌日の寝起きは揉まれたところに痛みあり
- 3日後くらいから動きが快適になる
というのが経験してみての感想です。
筋膜の徒手療法を受けてみようかなと考えているランナーさんの参考になれば幸いです。
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