
朝ランを続けたいと思ってもなかなか続かないんだよね・・・

朝ランを続けられる人ってどんなふうに考えているのかしら?
今回は、こんなことを考えている人のための記事です。
早起きして朝ランをする。
これにはいかにも強い意思力が必要と思われがちですがそんなことはありません。
(参考記事:朝ランをやる気に頼らない)
物事を習慣化したい時は習慣化に必要なシステムを作って回せば無意識のように行動できるようになるというのが、これまでの脳科学研究で明らかになっています。
習慣を構成する3つの要素、「トリガー」、「ルーチン」、「報酬」。
これを作り上げてしばらく回すだけで完成😊
僕の朝ランという習慣を構成する3つの要素についてはこちらに記事にしています。
一つ一つの行動を判断するのではなく、繰り返しによって記憶された動作として自然に身についている状態を作り出せます。
習慣とは、無意識で行動してしまう動作になっている状態なのです。
引っ越しして1年が経過。
引っ越し当初は朝ランまでのルーチンに試行錯誤はありましたが、今は朝ランにおける「トリガー」、「ルーチン」、「報酬」がほぼ固定化されました。
そんな僕が朝ランに関連する一連の行動について実際にどんなふうに考えているかというと…

続けた方がいろいろ考えなくて済むから楽 ♪
途切れさせる方がまたいちいち判断しなきゃいけないことが出てきて逆に辛い
です😅
朝ランを「頑張って続けよう」とは思っていない
上述の通り、朝ランを続けようとは思っていないんです。
例えばですが、僕たちは歯磨きを、「歯をキレイにするために頑張って毎日続けよう!」とは思ってはいません。
これは歯磨きという動作が生活の中に組み込まれて習慣化されているからです。
でも、ランナーさんが朝ランを習慣化しようと思った時、おそらく

さあ、頑張って朝ランを継続するぞ❗️
というように「続ける」ということにフォーカスすると思います。
ふつう、何かを習慣化させようと思ったときは、「続けよう」と思いますよね😅
でも、続けようということにフォーカスすると大変💧
無理して続けようとするとかえってストレスが溜まり、逆に続かないのではないでしょうか?
こんな時は、歯磨きという動作と同様に朝ランに対しても別の発想が必要になってきます。
朝ランを「途切れさせたくない」と思えたらもう大丈夫
僕も含めてですが、朝ランが定着できているランナーさんの多くは「続けよう」ということにフォーカスしていないのではないでしょうか?
たった1日の朝ランという行為は小さな行動にしか過ぎません。
でもこの小さな行動を積み重ねていくといつしか・・・

ある程度できた
ランナーさん
せっかく続いた朝ラン、途切れさせたくないな ♪
になってきます。
積み重ねた行動を「途切れさせたくない」「切り離したくない」ということにフォーカスするようになってくる。
つまり、毎日欠かさず朝ランを「続ける」ことを苦難と思うよりも、毎日欠かさず続けてきた朝ランの積み重ねを「断ち切ってしまう」ことのほうがむしろ辛いと思ってしまう。
朝ランを定着させようと思っているランナーさんが朝ランを始めてこういった気持ちになるところまで継続できたらもう勝ち確定です😊
小さな行動を鎖のようにつなげてできた強固な習慣の鎖は「ハビットチェーン」と呼ばれます。
人はこれまで積み上げてきたものや継続してきたことが、崩れたり途切れたりすることに強い抵抗感を覚えるんです。
毎日つづけることは大変ですが、実は毎日続けている方がいちいち行動を考えなくてすみますし、判断の回数が少なくてむしろ楽なのです。
まとめ
今回は、朝ランを継続している僕が朝ランに対してどんなふうに考えているかを記事にしました。
結論、

続けた方がいろいろ考えなくて済むから楽 ♪
途切れさせる方がまたいちいち判断しなきゃいけないことが出てきて逆に辛い
です😊
ハビットチェーンは「続けよう」ではありません。「途切れさせたくない」という心理を利用しています。
こう考えられるところまで来れたら朝ラン習慣化の成功分岐点を超えているんじゃないかと思います。
これから朝ランを習慣にしたいなと考えているランナーさんの参考になれば幸いです。
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